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うづらてい

Author:うづらてい
京都木屋町のワインダイニングです。

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「 山陰地方産 猪ロース肉のソテー & シャトーヌフ デュ パプ 」

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CHATEAUNEUF DU PAPE. Saintes Pierre '17 (Chateau de Nalys) \ 2,300
シャトーヌフ デュ パプ サント ピエール (シャトー ド ナリス)

「ギガル」が長年の夢だった「シャトーヌフ・デュ・パプ」の獲得を遂に実現しました。「シャトー・ド・ナリス」は、16世紀終わりの土地台帳に既に記載があることから、「シャトーヌフ・デュ・パプ」で最も古くからの畑の所有者のひとつとされています。「シャトーヌフ・デュ・パプ」村と「アヴィニョン」教皇庁に面したアペラシオンの中心に位置し、特別なワイン造りの環境を享受しています。「シャトー・ド・ナリス」の名は最初の畑の開墾者、「アヴィニョン」の大司教区の農場主、“ジャック・ナリ”(Jacques Nalis)に由来するようです。1633年に、“ナリ”が土地とブドウ畑に囲まれた農場施設の経営を託されたことがドメーヌの始まりで、“ナリ”一族はフランス革命までワイン造りを行っていました。その後、「シャトーヌフ・デュ・パプ」でそれから7世代続くことになる一族に売却されるが、この一族の最後の所有者で、最も有名な人物が“フィリップ・デュファイ”医師(Dr.PhilippeDufays)です。第二次世界大戦中にこの土地にやって来て「ナリス」の跡継ぎの女性と 結婚し、“ドクター”と呼ばれた彼は、情熱を持ってワイン造りに取り組み、彼の全ての知識と財産をこのドメーヌに注いだとか。約20年かけて「ナリス」を発展させ、土地は2倍に、販売は海外にまで広がりました。1975年、彼の跡継ぎの息子が事故により亡くなった後、“デュファイ”医師はナリスを手放す決心をし、保険会社の「グルーパマ」(Groupama)へ売却する流れに。そして、2017年、“ギガル”ファミリーがこの並はずれたテロワールと輝かしい歴史を持つ「シャトー・ド・ナリス」に魅了され、「ナリス」は「ギガル」の傘下へ入ることとなりました。
現在、畑は合計60ha。「シャトーヌフ・デュ・パプ」の名高い13種類の品種が、もともと所有していた畑「ナリス」の他に、「ル・ボワ・セネシャル」と「ラ・クロー」の3つの区画で大切に育てられています。後者2か所はいずれも「ガレ」という名で知られる大きな丸石が積み重なったこの地域ならではの土壌です。特に「ラ・クロー」はシャトーヌフ・デュ・パプ最上の畑として知られています。
ブドウは、各区画の特別なテロワールから造られ、長い年月をかけて考え抜かれた栽培方法により、畑の管理から徹底したケアが行われています。「ナリス」「ル・ボワ・セネシャル」「ラ・クロー」3つの畑のぶどうをおよそ同量使用し、グルナッシュ種がブレンドの2/3を占め、シラー種が1/4、残りがサンソー種、ミュスカルダン種、クノワーズ種、ムールヴェードル種。熟成はほぼステンレスタンクによります。ブラックベリー、ナツメヤシ、ドライイチジク、黒胡椒などがストレートに感じられます。ほどよい果実のなめらかさに、フレッシュな酸。タンニンは細やか。「ギガル」は、1946年の創立以来、“エティエンヌ・ギガル”が長年探し求めていた「シャトーヌフ・デュ・パプ」をようやく手に入れることを可能にしました。「ナリス」のテロワールは、“エティエンヌ”の息子“マルセル”、そして孫の“フィリップ・ギガル”の心を掴み、この歴史あるアペラシオンを迎えることで、遂に3世代の夢を実現させた形になりました。
今月のマリアージュのお相手は「山陰地方産 イノシシ肉のロースト 黒胡椒風味の赤ワインソース」をおすすめします。年明け恒例の山陰地方産「猪肉」のご用意です。鳥取、島根の猟師さんに罠取りで捕獲してもらった「イノシシ肉」は驚くほどジューシーで、その繊細な味わいは体の内側に染み渡る滋味深さ。黒胡椒の風味を利かせた赤ワイソースでご賞味頂きます。改めてイノシシ肉のジビエとは思えない、脂の旨さを実感いたしました。「グルナッシュ主体」のタップリとした果実味に、20%程ブレンドされる「シラー種」のスパイシーなブーケと程よいタンニンを併せ持つ、言わばボルドーとブルゴーニュの中間的な位置づけの「シャトヌフ デュ パプ」と素晴らしいマリアージュとなりました。是非、お楽しみ下さい!!。

(2024.1.09[TUE])

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