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うづらてい

Author:うづらてい
京都木屋町のワインダイニングです。

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「 仏・ランド産 ホロホロ鳥のブレゼ & ボーヌ レ ペリエール 」

★お勧めグラスワインとお料理のマリアージュ

BEAUNE.Les Perrieres '14 (De Montille) 2,500
ボーヌ レ ペリエール (ド モンティーユ)

「ヴォルネ」村の「ドメーヌ・ド・モンティーユ」といえば、古典的ワインの銘醸家として名の知れたドメーヌです。懐かしの 映画「モンドヴィーノ」でも主役級で取り上げられましたので、ご記憶の方も多いに違いありません。
先代の“ユベール”は「ディジョン」での弁護士が本業とか。というのも1947年にドメーヌを相続した時、ブドウ畑の面積はわずか3haしかなかったようです。
その後、息子の“エティエンヌ”とともにブドウ畑を拡張し、1990年代には7haを超えるまでに広がりました。この“エティエンヌ”も「パリ」の「クーパース&ライブランド(現プライスウォーターハウス・クーパース)」の会計士として働いていたが、2001年に「ブルゴーニュ」に戻り、「シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ」の経営に就くと同時に、「ドメーヌ・ド・モンティーユ」の当主となりました。
もっとも“エティエンヌ”自身は1983年からドメーヌのワイン造りに関与しており、1995年には実質的にドメーヌの主導権を握り、ブドウ栽培をビオロジックへと転換してまいりました。父から子への継承は着々と進んでいたのです。“エティエンヌ”がフルタイムで経営にあたるようになってからというもの、ドメーヌの版図拡大は凄まじい。1993年にはすでに、「ピュリニー・モンラッシェ・カイユレ」を「ジャン・シャルトロン」から買い取っていましが、2004年に「ボーヌ・レ・エーグロ(白)」、特級「コルトン・クロ・デュ・ロワ」、「コルトン・シャルルマーニュ」を次々と入手してきました。2005年に「ドメーヌ・デュジャック」と共同で「トマ・モワイヤール」を買収し、「コート・ド・ニュイ」にも進出しました。この時に「ヴォーヌ・ロマネ・レ・マルコンソール」、「ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・トレ」、特級「クロ・ド・ヴージョ」をラインナップに加えています。さらに2012年には、“エティエンヌ”が経営を任されていた「シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ」をオーナーの金融機関から買い取ってしまいました。ただし、シャトーが所有していました特級「モンラッシェ」と「バタール・モンラッシェ」は、この買収に協力した「シャトー・ラトゥール」の“フランソワ・ピノー”に譲り、彼の「ドメーヌ・ドゥージェニー」に加わることとなりました。
こうしてあまりにも拡大したため「ヴォルネ」村の醸造施設では間に合わなくなり、現在は旧「ロピトー・ミニョン」が所有していた「ムルソー」村のセラーでワイン造りをしています。一般にエレガントとされる「ヴォルネ」でさえも、「いつ開くのかわからない」と言われた「ドメーヌ・ド・モンティーユ」のワインですが、今日では若いうちから香り高く、そしてタンニンもしなやかなものとなり、かつ長期熟成にも十分耐え得るスタイルへと大きく変化してきています。赤ワインは“エティエンヌ”がおもに監督するものの、全体のセラーマスターとしてアメリカ人の“ブライアン・シーヴ”が2010年に就任しています。
全房を用いた醸造など、基本的には“ユベール”時代の様式を継承しながらも、より完熟したブドウを摘み取り、抽出の仕方や発酵温度の管理をより綿密に行うことで、現在のスタイルを築きあげました。
今回ご紹介の「ボーヌ・レ・ペリエール」、色調は透明感のあるルビー、熟れた赤系果実の香りが存在感を示しており、後半甘草やかすかな大地の香り。口に含みますとやはり非常にジャミー、ふくよかなミネラル感がしっかりと味わいとしてグリップし、エレガントさの中にもしっかりとした芯、ストラクチャーを感じることが出来ます。『ペリエール』という言葉はブドウ畑に隣接した昔の石切り場に由来します。
今月のマリアージュのお相手は「」をおすすめします。フランスは「ランド」産のホロホロ鳥を丁寧にブレゼ、蒸し煮にいたしまして、その煮汁に「ボーヌ・レ・ペリエール2014年」を贅沢に加え、味わい深いソースとし、何故か欲しくなるバターライスを添えました。由緒正しい「ラベル・ルージュ」の認定を受けたホロホロ鳥は、ジューシーな肉感と淡白な味わいの中にしっかりと旨味を楽しむことが出来ます。エレガントでいて、程良いミネラル感の「ボーヌ・レ・ペリエール」と最良の相性となっております。是非、お楽しみ下さいませ!!。

(2018.9.01[SAT])

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