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うづらてい

Author:うづらてい
京都木屋町のワインダイニングです。

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「 鳥取産イノシシ肉のロースト & コート ロティ 」

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★お勧めグラスワインとお料理のマリアージュ

COTE ROTIE.La Vialliere (Bonserine) '10 2,300
コート ロティ ル ラ ヴィアリエール (ボンスリーヌ)

「ボンスリーヌ」は2006年、北部「ローヌ」のスペシャリストであります“ギガル”家が取得したドメーヌです。「コート・ロティ」に所有するブドウ畑の面積10haは、当時、「ギガル」に次ぐ広さでございました。「ボンスリーヌ」の名前はシラー種の別名「スリーヌ(serine)」に由来するとか。
1984年に傘下に収めた「ヴィダル・フルーリィ」同様、「ギガル」は「ボンスリーヌ」を独立したドメーヌとして存続させ、醸造責任者も引き続き、“ステファン・カレル”を登用しております。完全に吸収してしまった「ジャン・ルイ・グリッパ」や「ド・ヴァルーイ」とは戦略が異なっているのです。

「ギガル」とまったく同じ造りであれば、わざわざ独立したドメーヌにする必要はなく、発酵前の低温マセレーション(「ラ・サラジーヌ」のみ)や、228リットルの小樽のほか650リットルのドゥミ・ミュイを熟成に用いるなど、醸造上、「ギガル」との差異が見られます。樽香を抑え、果実のアロマをより強調したスタイルといえるでしょう。
「コート・ロティ」は3種類あり、もっともスタンダードな「ラ・サラジーヌ」は「コート・ブリュンヌ」を中心とした6つの区画を混醸。シラー種に3%のヴィオニエ種が含まれます。新樽率80%で24ヶ月の樽熟成が行われます。
「ラ・ヴィアリエール」はドメーヌの裏手にある1haの単一区画。「コート・ブリュンヌ」の結晶片岩土壌で、こちらも3%のヴィオニエ種が混ざります。新樽100%で24ヶ月の樽熟成を行います。
「ラ・ガルド」は樹齢50年のシラー種のみからなる長期熟成タイプのキュヴェ。新樽100%で36ヶ月の樽熟成になります。
ドメーヌでは1haの区画(「エィゲ」と「ラ・グランド」)から「コンドリュー」も醸造。ドゥミ・ミュイの新樽による発酵で、樽熟成期間は12ヶ月。
またこれら自社畑産のワインを補完する形で、買いブドウからなるネゴスもののワインを「トラディヴァン」の名でリリースしています。「サン・ジョゼフ」の「レ・ゼディル」と「クローズ・エルミタージュ」の「レ・コロナード」があり、それぞれ古樽のみを用い、24ヶ月の樽熟成が施されます。
深遠な色合いはグラスの向こう側が見えないほどの濃いガーネット。スミレ、グリオット、スパイスに焙煎香も混じる。口当たりは柔らかく、タンニンは果実味の中によく溶け込んでいる一方、骨格はしっかりしております。そしてどこか「ブルゴーニュ」を連想させるエレガントさも併せ持ち、素晴らしい「ローヌ」ワインに仕上がっております。
今月のマリアージュのお相手は「鳥取産 イノシシ肉のロースト 黒胡椒風味の赤ワインソース」をおすすめします。鳥取県より「ドングリ林」に張った罠で捕えて頂いたイノシシ肉をロースト、胡椒の風味を利かせた赤ワインソースでお召し上がりください。「さくっ」とした歯触りの「イベリコ豚」にも似た、上質な脂の味わいが素晴らしく、しっかりとした構造とエレガントさを併せ持った「コート・ロティ」とは素晴らしいマリアージュとなるでしょう!!。是非、お楽しみくださいませ!!。

(2016.1.01[FRI])

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