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うづらてい

Author:うづらてい
京都木屋町のワインダイニングです。

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尾田有美のブルゴーニュ頼り

第61便

ブルゴーニュは一年中で一番賑やかなワインのお祭り「栄光の3日間」が終り、初雪が降り冬の幕開けとなりました。 
今年はお客様がオスピス・ド・ボーヌのワインオークションに初参加され、堂々とコルトングランクリュを競り落とされ、それまでの準備や情報収集で多忙でした。

少し古いネタになりますが、今年のブドウの収穫は去年より2週間ほど遅く、9月末から10月はじめに開始され、収穫量は去年程ではありませんがミルダンダージュも多くてやはり少なく、質的にはクラシックな年となりそうです。

ガイドにとってドメーヌ訪問が難しくて一番辛い時期のヴァンダンジュですが、それでも素晴らしいドメーヌを訪問する事が出来ました。
まずは美女達から。
セシル
師であり恋人のシャルロパンとの間に女の子を授かり、公私共に絶好調のセシル・トランブレイ。
当日はどんどん畑からブドウが運ばれじっとしていない彼女の後ろを追いかけながらの訪問でした。
到着したぶどうは非常に健康で良く熟し、選果台では「なーんにもする事無いわねえ・・」
いかに畑で厳しく選別しているかが伺われます。

シュニュ
サヴィニー・レ・ボーヌ村の美人姉妹として有名なドメーヌ・シュニュのジュリエットとカロリーヌ。
ヴァンダンジュ終盤に訪問。 今日はこれから収穫して来たブドウを改めて選別するのだと言ってました。
サヴィニー村は今夏7月23日に雹害に遭い、多くの畑が被害に遭い、こちらもパーセルに寄っては収穫しない(出来ない!)畑もあったそうです。
ここのワインは優しく自然派の造りで、なをかつお値段が手頃・・美人+美味しい+安価=言う事なしの素晴らしいドメーヌです。

ラルロー
現在全ての畑をビオディナミで栽培しているドメーヌ・ラルローの醸造責任者のジャック・デュヴォージュさん。
彼は以前はモレサンドニのフレデリック・マニャンで彼の片腕として活躍していました。
何度か訪問していますが、彼がお相手して頂けるのは今回が初めて。
当日はヴァンダンジュ最終日で普段訪問担当の秘書から全てヴァンダンジュのお手伝いで、ジャックさん自らの登場となりました。
こちらは大手保険会社アクサ所有で、当日はイギリスから同社の社員旅行をかねた表敬訪問時と重なり、普段ならヴァンダンジュ中の訪問は不可なのですが、私とお客様も特別に参加できました。
彼はゆっくり判りやすくお話して下さるのでこちらも大助かり・・端正で物静かな美男子でした。
ラルローは多くのモノポールを所有していますが、当日もクロ・デ・ラルロやらエシェゾーやら大判振る舞いでした。

ビゾー
ヴォーヌロマネ村のイヴ・ビゾーさんは以前からサロンなどでお会いしていたのですが、訪問は初めて。
ヴァンダンジュ直後でタンクでアルコール発酵前のブドウ果汁をごちそうになりました。
ACブルゴーニュとエシェゾーの2つのキュベの飲み比べ!でしたが、すでにグラスに注がれた時の色合いがエシェゾーは断然濃いのにはビックリしました。
写真はACブルゴーニュのブドウ果汁で、珍しい経験にお客様も大喜び。

ガロワ
ジュヴレシャンベルタン村のドミニク・ガロワさんはゆっくり夕方からの訪問。
こちらもヴァンダンジュ直後で多忙にも係わらず貴重な時間を割いて下さいました。
ちなみに、彼のお母様はその昔美女の誉れが高く、有名な美人だったそうです・・彼曰く、今でも綺麗なんだよ。

ケルラン
こちらはネゴシアンとしても有名なメゾン・ケルランのエルヴェ・ケルランさんは自社畑を少し所有していてワインを自ら生産しています。
当日は彼が関係する日本のインポーターの同行通訳でビジネス訪問でしたが、ちょうど赤ワインをプレスする所で、ご自慢の中古!のプレス機の前でにっこり。
可愛いいレモンイエローのプレス機は60年代の貴重なアンティーク!

ダンプ
こちらシャブリのドメーヌ・ヴィニョーブル・ダンプなどダンプ・グループを率いるエマニュエル・ダンプさん。
前日までディジョンの大きなワインのサロンに3日間参加して、前日夜の11時ごろ帰宅したばかりなのに、元気に迎えてくれました。
いい意味で莫大な設備投資した近代的な設備と昔からのファミリー的な経営方式が上手くかみ合った造り手です。
お値段抑え目、手頃な価格の普段飲みワインからグランクリュまで数多くの種類を造り出しています。
丁寧で熱心な説明と試飲で予定時間が大幅に伸びて、インポーターさん共々ヒヤヒヤしましたが・・
最近、またシャブリもいいもんだなと思うこの頃です。

明日11月25日に今年最後のガイドとして奇しくもシャブリへ行きます。
その後は、私事ですが家族内に病人があるため、日本へ緊急帰国します。
春にはフランスへ戻る予定ですので、またブルゴーニュ便りをお届けします。
それまでは、暫くお休みをさせて頂きます。

  では、またお近いうちに。   A bientôt!

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