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うづらてい

Author:うづらてい
京都木屋町のワインダイニングです。

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尾田有美のブルゴーニュ便り

第55便

ご無沙汰しています、本年初頭より約2ヶ月京都の実家に里帰りしていました。
帰国中には「鶉亭」にも寄せて頂き、美味しいお料理と美味しいブルゴーニュワインをたっぷり堪能しました。

今回は帰国中に大阪であったさるインポーター主催のワインサロン会のご報告です。
フランスをはじめ世界の造り手が参加した規模の大きな物でした。

早速ブルゴーニュのドメーヌを見つけました。

オーモアンヌ オーモアンヌ2
ムルソー村を出たところにあるClos du Moulin aux Moines(クロ・デュ・ムーラン・オー・モアンヌ)という長い名前を持つこのドメーヌは、何と10世紀のシトー派修道院の僧達が始めた歴史あるもの、しかし現在のオーナーは2008年からスタートという新しいドメーヌです。
元々パリを拠点としてホテル業などを経営していたアンドリュー家が、この古い歴史のあるドメーヌを買い取りワイナリー経営を始めました。
現在全ての畑をビオまたはビオディナミで行なっています。
栽培醸造チームにはヴォルネイの名門モンティーユに居たウィリ・ルランド氏を迎え入れて万全の体制で臨んでいます。
写真は現当主のジョルダン・アンドリュー氏。 かなりのイケメンです・・

シャブリ
もう一軒ブルゴーニュの大物を見つけました。
「La Chablisienne ラ・シャブリジェンヌ」の醸造家エルヴェ・トゥッキ氏。
ここは協同組合で総面積1200ha、シャブリの畑面積の4分の1を占めていますが、品質も大した物で「世界最良の協同組合のワイン」と言われているほど。
トゥッキさんは何と主人の従兄弟の友達でした・・名刺交換したら、主人の苗字がボーヌのドメーヌ・ジャン・アレクサンと同じ、そして同じ村出身と知って「世間は狭いねえ・・」

ラプラス
こちらは濃いです(私の顔色も段々赤くなって来てます、悪しからず)・・マディランです・・Pierre Laplace(ピエール・ラプラス)は1759年に遡る歴史あるワイナリーです。
現当主の祖父の時代の1961年にマディランでは始めての自家瓶詰めを行ったパイオニアです。
今回は輸出部長さんオリヴィエ・シーファー氏が来日。 彼の奥さんは何と私が住んでいるディジョン出身!だそうで、ここでもまた「世間は狭いねえ・・」

アルザス
こちらの大柄な方はアルザスの「Paul ginglinger ポール・ジャングランジェ(ヤヤコシイなあ)」の当主ミッシェルさん。 「フランスの最も美しい村」に選出されているエギスハイムで1636年から続いている名門ドメーヌです。
彼はかつてジュヴレ・シャンベルタン村の名門「アルマン・ルソー」で研修した事があるそうです。

今回の試飲会はスペイン勢凄くよかったのでまとめてご紹介します。
アルベット1 アルベット2
「アルベット・イ・ノヤ」の輸出部長さんジョーブ氏は楽しい方、カタロニヤ訛りのフランス語で陽気に説明して下さいます。
ここは1978年より有機栽培を始めたスペインのビオ界のパイオニア的存在です。
不思議な卵型のタンクで醸造させています。 この形状だとタンク内には重力が均一にかかり、バトナージュしなくても自然とタンク内でワインが回転すると言われています。
ワインが空気に触れる事なくバトナージュが出来るのが特徴で、クリーンでクリーミーかつリッチなワインになるそうです。

バラオンダ1 バラオンダ2
「バラオンダ」の当主アルフレド・カンデラ氏。
スペイン特有の脇役モナストル種を主役に仕立て上げた実力はかのロバート・パーカー氏も絶賛したとか。
ここのボトルラベルがセンスが良くて群を抜いていました。

アズル
「ボデガス・アスル・イ・ガランサ」の当主で醸造家のダニ・サンチェス・ノゲ氏。
2000年に出来た若いワイナリーですが、彼は世界中の著名ワイナリーを訪問して、最後に一目ぼれした土地でワイン造りを仲間達と始めました。
何と彼が選んだ場所はヨーロッパ最大の砂漠ラス・バルデナス・レアレスの一端にあります。
彼のパートナーの女性は2003年にジュヴレ・シャンベルタンの名門ジャン・ルイ・トラペで研修したとか。

ポンセ
「ボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ」の当主ファン・アントニオ・ポンセ氏。
2005年にワイナリーを興したばかりの新星。
ワイン造りにとっては無名の地マンチェラで、これまた無名の地元品種ボバルで果敢にワイン造りに挑戦しています。
スペインにしては小規模とはいえ35haを殆んどお父さんと二人で切り盛りしている頑張り屋さん。
控えめな人柄と素朴なワイン・・会場の喧騒の中で彼に出会えたことは今回一番の収穫でした。

  では、またお近いうちに。    A bientôt!

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