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うづらてい

Author:うづらてい
京都木屋町のワインダイニングです。

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尾田有美のブルゴーニュ便り

第49便

5月に入っても肌寒い日があったり、夏日のようだったり、他の地方では大雨が降って洪水が起こったりと、天候不順が続いているブルゴーニュです。
普段はお客様をご案内したり、ワインサロンでの試飲が多いのですが、たまには個人でお気に入りのドメーヌで試飲がしたいものです。
それが、たて続けに実現しました。
パスカル
いつもエネルギッシュなパスカル・マルシャンpascal Marchandには去年9月に彼が醸造責任を努める「ドメーヌ・フェリー」で会っています。 お客様がこちらのワインを扱ってる業者さんで、とても時間を掛けた素晴らしい訪問試飲でした。 3月のブルゴーニュ・グラン・ジュールでも会って、その時の話をしたら、あれは「belle dégustationだったね」と、よく覚えてくれていました。 当日はお金持ちらしいロシア人のグループ(通訳付き)と謎のお金持ちらしいアメリカ人カップル(何とこちらは現在モスクワ在住とか)と私と主人とガイド仲間の日本女性という国際色豊かな組み合わせ。
大きなカーブで全て樽から試飲。 彼が英語と仏語で説明しながら動き回るので、写真が全部ブレていました・・
彼はブルゴーニュでは初期からビオディナミを実践してる人で、最初の頃は中々理解してもらえなかったのでは?と、質問したらいつもの様に顔中をクシャクシャにして笑いながら、可愛いカナダ訛りの仏語で「そりゃあんた、変人扱いよ」ですって。 
チャーミングです。
ラフェ
今年も元気なモレ・サン・ドニの重鎮ラフェおじさん。
友人夫妻が81年生まれの方へのバースデービンテージワインを探しているというので、早速古ビンテージの宝庫へと、ラフェさん詣でを。
今回もバンバンとグランクリュやら古いワインが空になりました。
友人の旦那さんが72年生まれだと言ったら、何と72年のグランクリュ「シャルム・シャンベルタン」が景気よくポンと抜かれました・・友人達は腰を抜かして!ました。
途中で知り合いのネゴシアンのおじさんが寄り、結局グランヴァンの古ヴィンテージ5本が空に!
ラフェさんに感謝、感謝・・ いつまでも元気でいてね。
アルロ5アルロ2
アルロアルロ6
アルロ7
ラフェさんちで、ほろ酔いでいい感じになって(運転は私ではありませんよ)、モレ村からジュヴレ村へのグランクリュ街道を走っていたら、とても素敵な光景に出会いました。
グランジュールでもお会いした有名なドメーヌ・アルローDomaine Arlaudのお嬢さんベルティーユさんが愛馬ヌガーとまさに人馬一体となって、畑の耕作をしておられました。
ちょうど黄昏時で黄金色の太陽を浴びて、美人と愛馬が畑の向こう側からゆっくりゆっくり少しづつこちら側へ近づいてくる姿はメルヘンの様でもありました。
美味しいワインが出来上がるには、こんな日常の繰り返しのたゆまない地味な努力があるからなのですね。
いい日の終わりに、素敵な光景に出会えて・・やっぱりブルゴーニュ、いいなあ。

    では、またお近いうちに!  A bientôt!

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