wine&dine

プロフィール

うづらてい

Author:うづらてい
京都木屋町のワインダイニングです。

最新記事
カテゴリ

「 京鴨のロティ & クロ・バドン 」

100401.jpg
今月の「 WINE & DINE 」は、与謝野町の飼育鴨とボルド-右岸・サンテミリオンの“カリテ・プリ”なワインとのマリアージュです・・・いつものように「ソムリエ・森下」のコメントで、お楽しみ下さい・・・。

★お勧めグラスワインとお料理のマリアージュ
CLOS BADON THUNEVIN '05 (St-Emilion) \2,300 (\2,657)
クロ バドン テュヌヴァン(サンテミリオン)

かの有名なシンデレラワイン「シャトー・ド・ヴァランドロー」を所有の“ジャン・リュック・テュヌヴァン”氏が造るワインであり、1998年がファーストリリースです。本来は1996年にクリュ・クラッセの「キュレ・ボン・ラ・マドレーヌ」を購入したかったようですが、前オーナーは“テュヌヴァン”氏を拒み「シャネルグループ」へ販売しました。そこで1850年初版されたボルドーワインのガイドブックの「Editions FERET」で2級に位置付けされていた、「シャトー・パヴィ」と「シャトー・ラルシス・デュカス」の葡萄畑の間に位置する6.5haの「クロ・バドン」を1998年に手に入れたわけです。
土壌は粘土石灰質、年間生産量は約1000ケース程、平均樹齢は30年、栽培本数1haあたり5500本。果皮浸清は23 ~28 日間で木とステンレスのタンクを使用します。当然自動温度調節完備、発酵温度は28℃に保たれます。樽熟成は新樽比率100%で16 ~18 ヶ月間、清澄も濾過も行われません。エノログ・コンサルタントに“ミシェル・ローラン”氏を招いています。
また、2000年にはこんなお話も・・・、“ジャン・リュック・テュヌヴァン”氏所有の「シャトー・ド・ヴァランドロー」 と「クロ・バドン・テュヌヴァン」では、2000年に雨よけのビニールシートを期間限定ではったとの理由で、INAOより本来のAOCサンテミリオンがもらえず、 この区画のワインを「ヴァン・ド・ターブル」に格下げさせました。 「クロ・バドン・テュヌヴァン」では、最良の畑の一部(0.85ha)がこれに相当し、4800本生産されようです。

ブレンド比率はメルロー種とカベルネ・フラン種が50%ずつ。色調は深みのあるルビー色。完熟したブドウを思わせるビターチョコやコーヒー豆の香ばしいアロマ。黒胡椒などのスパイス香や土っぽい香り。優しいアタックで、熟した果実のしっとりとした甘味が広がる、上品でいてしっかりとしたタンニンは主張しすぎずまろやかさがあります。テュヌヴァン氏の哲学「全てスローで急がない」造り方がみてとれます。
今月のマリアージュのお相手には「京鴨のロティ 柚子胡椒風味の赤ワインソース」をおすすめします。京都産の鴨肉は、日本蜜蜂がつくる貴重な蜂蜜で贅沢にマリネしロースト、ソースは柚子胡椒の風味を活かした赤ワインソース、今月もメルロー種主体のボルドーワインをふんだんに使用しています。「メインが鴨肉でも、酸味を活かした果実ソースではなく、コクとスパイシーさを前面にだしたソースの時は、ボルドー右岸ワインと相性が良い」とはオーナー・山口のアドバイス・・・。これだ!!。今月は京都産鴨肉と「ボルドー」右岸のメルロー種ワインのおもしろいマリアージュを是非、お楽しみ下さいませ!!。

(2010.4.1[Thu])

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR