wine&dine
「クリスマス・ウィーク」も、後、一週間と迫っていると言う本日、ようやくメニューも決まり、写真撮りも終了しました・・・ご予約を頂きながら「メニュー待ち」になっている皆様、お待たせしました。
MENU de NOEL
オマール海老と菊芋のムースのノエル風
フカヒレと金針菜、蓮根のフラン
中トロと色々野菜のタルタル仕立て
フォワグラとホロホロ鳥のソテー ポルチーニソース
甘鯛のポワレ ブールブランソース
エゾ鹿のソテー フサスグリのソース
又は
大山黒牛のステーキ 赤ワインソース
クリスマスデザート
珈琲
¥ 8,000 ( \ 9,240 )
お魚料理を「アワビ」に ・・・
¥ 10,000 ( \ 11,550 )
アミューズに「キャヴィアのクレープ包み」をプラス ・・・
¥ 12,000 ( \ 13,860 )
※ ( )内の料金は、税金・サービス料10%を含んだ金額となっております。
22日(月」から25日(木)までの「4日間」が「 X'mas スペシャル メニュー 」となりますが、早いお時間のご予約は、23日(火)「満席」を筆頭に、連日とも「残りわずか」となっておりますので、お気に召された方は、お早めにお問い合わせ下さい・・・。
(2008.12.15)
「今月のおすすめ料理」とワインの相性です・・・「森下君」のコメントで、どうぞ・・・。
★お勧めグラスワインとお料理のマリアージュ
CHATEAU SAINT PIERRE '03 (St-Julien) \2,200 (\2,541)
シャトー サン ピエール (サン-ジュリアン)
「シャトー・サン・ピエール」の名は、1767年、ここを買い取った“ムッシュ・サン・ピエール”に由来しています。やがて、1832年、家系の別々に分割され、「サン・ピエール」のあとに“ボンダン・デュバリ”と“セヴュストル”という名前が付くようになりました。第二次世界大戦後は、ベルギー人所有者にわたった為か、大半のワインがベルギーの愛好家に販売され、「サン・ジュリアン」村ではあまり目立たないワインという位置付けでした。しかし、1982年メドックの偉大な人物のひとりであり、「シャトー・グロリア」の所有者であります“アンリ・マルタン”氏に所有者が移り、評価は、確実に上がりました。栽培比率は、カベルネ・ソーヴィニョン75%、メルロー15%、カベルネ・フラン10%となっており、平均樹齢は42年、新樽比率は50%で14ヶ月の熟成となっております。
グラスの縁まで、濃いルビー色。古典的な「サン・ジュリアン」で黒スグリやスパイス、土の香りを漂わせ、2003年らしく、酸は穏やかで、傑出した果実の凝縮感が、豊かではっきりとした強さをもった、骨太なワインを感じさせてくれます。
今月のマリアージュのお相手は「大山黒牛バラ肉の赤ワイン煮込み」をおすすめします。リストアップもしております「シャトー・ド・フラン’98」を贅沢に使って、最低5時間は丁寧に煮込みます。出来上がったお肉はなんとお箸でも簡単に切ることが出来ます、本当です。豊かで強さをもったワインと黒牛の旨みを凝縮した一皿がなんとも言えない相性をみせてくれます。是非お試し下さいませ。
如何でしたか・・・因みに、今回頂いた「バラ肉」は、去る「10月」に訪れた、大山牧場の「西田さん」の牛舎で生まれ育った牛で“次に、この牛が行きますから・・・”と、見せて頂いた牛かと思うと、複雑な心境でもあります・・・「手間隙」かけたシェフの調理で、美味しい料理となって、お客様にお楽しみ頂くので、思い残すことなく「成仏」して下さい・・・。
(2008.12.02)