wine&dine
大変遅くなりましたが、ようやく「X’mas」メニューが決定しました・・・22日から25日まで「4日間」の特別メニューです・・・連日、早い時間は、ほぼ「満席」となっておりますが、「24日(日曜日)」の二階・テーブル席と、遅いお時間のご利用は、お伺いできます・・・ご予約、お待ち申し上げます・・。
MENU de NOЁL
《 12/22 ~ 12/25 》
自家製千枚漬けとトラフグの酢橘ジュレ
フランス産鶉のロースト キノコソース トリュフ飾り
ズワイガニとポテトのサラダ ガトー見立て
フォワグラのソテーとフラン ポートワインソース
甘鯛とオマール海老のナージュ仕立て
エゾ鹿のロースト 黒胡椒風味の赤ワインソース
クリスマスデザート
珈琲
\8,000
・・・ お魚料理を「アワビ」に ・・・
\10,000
・・・ お二人に「キャヴィア(ベルーガ)・1オンス」付き ・・・
\13,000
(2006.12.16)
今月の「メインディッシュ」からのおすすめは“ファワグラのソテー ペリグーソース”・・・フランス産の「フォワ ド カナール(鴨のフォワグラ)」を、表面を強火で焦がし気味にソテーして中は、やや「レアー」目に焼き上げます・・・ソースには「フォン ド ヴォー」をベースに「トリュフ」のみじん切りを加えた「ペリグーソース」で仕上げた、贅沢な「逸品」です・・・合わせるワインは「力強さ」に「熟成感」も備わってきた、サン・ジュリアン村・4級格付けの“シャトー・ベイシュベル '97”で、このワインの「熟成香」が、このソースに共通する「トリュフ」の香りなのです・・・「タンニン」も、幾分「角」を落として、さほど強くもなく、サンジュリアン村の特徴でもある「バランス」の良さは、さすがに見事なものです・・・。
(2006.10.04)
月も改まった昨日、床吹く風は早、秋の気配です・・・この季節におすすめの「鳥料理」が今月の「スペシャリテ」で、フランスは「ヴァンデ産」の鶉をローストして、いろんな茸をソテーした「ジュ」を赤ワインで煮詰めて、フォン・ド・ヴォーでつなぎ、テリヤキ風味のクリームソースで仕上げました・・・それに、アワビ茸やジロール・白舞茸・丹波シメジ・エリンギ・柳松茸etcのバターソテーを付け合せにした逸品です・・・「鶉」と言うと、何故か、この造り手のワインが引き立て役になります・・・「ドメーヌ・パラン」の“ボーヌ レ・ゼプノット'99”と一緒に、絶妙な相性をお楽しみ頂きます・・・まだ、なんとか「'90年代」にしがみついているのですが、さすがに「ブルゴーニュ」は底を付いてきている状態で、只今「'00年代」のワインを「物色」中です・・・。
(2006.09.02)
ちょっと、暑い最中ですが「ボルドー」のおすすめです・・・今回の「メイン料理」は“仔羊背肉のロティ 粒マスタードソース”で、骨をはずした「カレ ダニョー」をローストして「メダイヨン」に盛って、赤ワインソースに“ディジョン”の粒マスタードを合わせたものをソースにしています・・・付け合せには「羊乳」から造るチーズの「ペコリーノ」でグラタンにした「リヨネーズポテト」を下に敷いています・・・「酸味」「タンニン」「ボリューム」、全てにバランスの良い“サン・ジュリアン”村の「2級格付け」で、近年“ミシェル・ローラン”氏のコンサルティングを仰ぎ、その凝縮感も一段と増した“シャトー・レオヴィル ポワフェレ”の「'98」を「グラスワイン」にて、ご用意しました・・・“何が何でも!!・・・”の「ボルドーファン」には、納得の行く「マリアージュ」を醸し出してくれる事でしょう・・・。
(2006.08.05)
前回ご紹介しました“ユベール・リニエ”の「モレ・サン-ドニ」・・・お約束通り「'99」への変更で「価格据え置き」のおすすめです・・・今回は「岩手産」のホロホロ鳥との「マリアージュ」をお楽しみ頂きます・・・総じて「二つ足(鳥類)」には、何と言っても「ブルゴーニュ」のおすすめで、特に、この「モレ・サン-ドニ」は、その“たっぷりした”果実味と“テロワール”を見事に表現するミネラリーな味わいが、「鳥料理」に良くマッチします・・・「鶉亭」の屋号だけに、皆様「鳥料理」を期待されるせいか、昨日から始まった、今月の「コース料理」のメインのチョイスも、この「ホロホロ鳥」が半数ほどを占めました・・・是非、ご賞味下さい・・・。
(2006.07.02)