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うづらてい

Author:うづらてい
京都木屋町のワインダイニングです。

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「 仔羊のロースト タイム風味 & シャトー ・ダルマイヤック 」

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★お勧めグラスワインとお料理のマリアージュ

CHATEAU D'ARMAILHAC '10 (Pauillac) 2,500
シャトー ダルマイヤック (ポイヤック)

「シャトー・ダルマイヤック」は、“フィリップ・ド・ロートシルト”男爵が「ポイヤック」に所有していた3つのシャトーの1つです。男爵がこのシャトーを手に入れた1933年当時は、「ムートン・ダルマイヤック」と呼ばれていましたが、1956年に「ムートン・バロン・フィリップ」と改称され、1975年には翌年に他界した男爵夫人の名前を取って「ムートン・バロンヌ・フィリップ」と改められました。なお、1989年のヴィンテージからは、再びこの「ダルマイヤック」という名称に戻っています。 セラーは「ムートン・ロートシルト」に隣接しており、「ムートン・ロートシルト」と「クレール・ミロン」も担当している“パトリック・レオン”と“ルシアン・ショノー”のワイン醸造チームが、「ダルマヤック」のワインづくりにも関わっています。
手摘みで収穫、発酵はステンレスタンクで15~20日間、その後オーク樽(新樽率25%)で15~16か月マセラシオンされます。
作付割合はカべルネ・ソーヴィニヨン種53%、メルロー種34%、カベルネ・フラン種11%、プティ・ヴェルド種2%。
若々しい明るいガーネット色。サクランボ、ローストしたコーヒー、ヴァニラ等凝縮感のある果実味に、エレガントなアタック。シルキーなタンニンに、丸みのあるフルボディ。飲みごたえ十分な味わいは流石格付けシャトーといったところでしょうか!!
因みに、ラベルに描かれている絵は、「シャトー・ムートン・ロートシルト」のワイン美術館に展示されている18世紀の“小さなバッカス(酒の神様)”の複製でございます。
今月のマリアージュのお相手は「仔羊のロースト タイム風味のマスタードソース」をおすすめします。仔羊は背肉を骨から外してローストし、オーブンでじっくりと火入れします。「シャトー・ダルマイヤック2010年」をふんだんに使用して赤ワインソースを作り、今月は仕上げにマスタード加えることで、爽やかさとコクをプラス、味わいに複雑さを持たせました。仔羊には「ポイヤック」ワインと一緒に!というマリアージュの王道をストレートにご用意させて頂きました。是非、お楽しみくださいませ!!。


(2015.9.01[TUE])

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