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京都木屋町のワインダイニングです。

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「 仔羊のロースト & シャトー オー・バタイエ 」

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★お勧めグラスワインとお料理のマリアージュ

CHATEAU HAUT BATAILLEY '08 (Pauillac) 2,300
シャトー オー バタイエ (ポイヤック)

18世紀“サン・マルタン”の兄弟姉妹が所有しており、“ペコリエール”家の“ベドー”提督の所有へ、1819年頃ネゴシアンの“ダニエル・ゲスティエ”家へ、1864年銀行家“コンスタン・アルフェン”へ、そして1929年に“マルセル・ボリー”の所有と なります。
1942年“マルセル・ボリー”が亡くなり、42haの畑は「シャトー・バタイエ」26ha、「シャトー・オー・バタイエ」16haに分割されます。 「シャトー・オー・バタイエ」とブルジョワ級の「ラ・クーロンヌ」は、“フランソワ・ボリー”が取得します。結果的に“フランソワ”は「シャトー・デュクリュ・ボーカイユ」とともに3シャトーのオーナーとなります。
1953年“フランソワ・ボリー”が死亡し、「シャトー・オー・バタイエ」は娘の“フランソワ・デ・ブレスト・ボリー”夫人の所有となります。1942年の分割時、邸宅等は「シャトー・バタイエ」に残されたため、シャトーの建物を持っていませんでした。その為、1974年までは、「オー・バタイエ」のワイン造りは「シャトー・デュ・クリュ・ボーカイユ」で行っていましたが、隣接した「シャトー・クーロンヌ」の醸造所を現代的に改良し、ここで行うようになり、1985年、熟成庫と瓶詰め施設を増設します。現在の管理は“フランソワ・グザヴィエ・ボリー”の子供である“ジャン・ユジェンヌ・ボリー”が行っているようです。「シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト」も同様に担当しているようです。
「バタイエ」は戦闘と言う意味ですが、1453年当時、イギリスとの100年戦争末期にフランスの“デュ・ゲスクラン”将軍(因みにその際にシャトー・ラトールの砦が壊されたといわれています。)がこの地で英国軍を打ちのめしたとされています。塔といえば「オー・バタイエ」にも「ランシュ・バージュ」との境あたりに「アスプの塔」と言われる、見た者が眠りについてしまうという魔王の蛇を足下に踏みつぶしている聖母マリアをいただく塔があるとか。
ブレンド比率は、カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロー25%、カベルネ・フラン10%となっております。発酵とマセレーションは温度管理されたステンレス槽で16日~20日行われ、熟成は新樽率30%~50%にて行われます。
深みのあるルビーからパープル色をしており、甘いアロマはカシス、黒スグリ、西洋杉、煙草、スパイス箱、土を思わせます。濃厚で、ふくよかで、噛みごたえがあり、弱めの酸、熟したタンニン、大量の果実味もあり、なんとも魅力的ななワインでございます。
今月のマリアージュのお相手は「仔羊のロースト 赤ワインソース」をおすすめします。仔羊をじっくり丁寧にローストしジューシーな肉感を楽しんでいただける一皿に仕上がっております。もちろん、ソースはシンプルな王道赤ワインソースで、贅沢にたっぷりの「シャトー・オー・バタイエ2008年」を煮詰めてご用意いたしました。仔羊と「ポイヤック」ワインの王道マリアージュを是非、お楽しみくださいませ!!!。

(2014.8.01[FRI])

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