「 京都ポークとフォワグラの取り合わせ & エルミタージュ 」

★お勧めグラスワインとお料理のマリアージュ
HERMITAGE Les Dionnieres (Ferraton Pere&Fils) '07 2,500
エルミタージュ レ ディオニエール (フェラトン ペール エ フィス)
「フェラトン(Ferraton)」は1946年に創立され「エルミタージュ」や「クローズ・エルミタージュ」などに約20haの畑を所有する生産者です。
4世代にわたり「タン・レルミタージュ」の町で質の高いワインを造り続けており、1998年に4代目“サミュエル・フェラトン”の代に、同じ「くタン・レルミタージュ」に拠を構える「ローヌ」の名手“シャプティエ”とパートナーシップを組む様になります。“ミッシェル・シャプティエ”氏と「シャプティエ」の醸造家“アルベリック・マゾワエール”がワイン造りの監督を始め、その品質をより一層向上させました。
上級キュヴェは「シャプティエ」同様にビオ・ディナミを実践し『土壌の持つポテンシャルを最大限に引き出す』という“ミシェル・シャプティエ”の哲学が存分に発揮されております。
現在「フェラトン」のオーナーは「シャプティエ」社となっております。2013年からは新築した新しい醸造所で醸造を行っております。
ぶどう品種はシラー100%(樹齢約35年)。醸造は果梗を全てはずし、コンクリートタンクにて約4週間ピジャージュとルモンタージュを行いながらマセラシオン。フレンチオーク(新樽率20~30%)にて14~18ヶ月熟成されます。
「フェラトン」が「ル・メアル」と並び、単一畑のキュヴェとしてリリースする「エルミタージュ・ルージュ」、「レ・ディオニエール」。「レ・ディオニエール」の畑は丘陵の麓の緩やかな起伏上に位置し、粘土と石灰岩に覆われた南向きの斜面に位置します。一般的にフィネスのあるエレガントな葡萄が生み出されると言われております。
色調は輝きのある深いルビー色。スミレなどの花に赤い小さな果実やスパイスなどの複雑なアロマ。熟成により全体のまとまりが良く、口の中でも赤い小さな果実のアロマが存在感を示します、気品があり複雑で、非常に長い余韻が印象的です。
今月のマリアージュのお相手は「京都ポークとフォワグラの取り合わせ サマートリュフ飾り」をおすすめします。京都で飼育された繊細で味わい深い京都ポークとフォアグラのソテーを重ねて、黒トリュフをふんだんに使いましたソース・ペリグーをご用意いたしました。旨味、コク、複雑な香りが一つのお皿に凝縮されております。その圧倒的存在感に負けないパフォーマンスを「エルミタージュ」がいかんなく発揮してくれます。是非、お楽しみくださいませ!!!。
(2014.7.1[TUE])